子どもの学校では、保護者会が午前中に行われ、その後、先生達の昼休憩を挟んで、当日午後に二者面談をする保護者と、別日に、先生が提示した時間の中から早い者勝ちで面談日時を選んで面談をする保護者、という2つのパターンをとっています。
先日あった保護者会の日。私は２回も学校に行くのが嫌なので、午後ウトウトしながら面談の時間を待つパターンを選びました。
面談時間までは、持参した昼食を取りながら待とう…と思い、控室に行くと、入口を塞ぐようにして７人ほどの女性達が、円陣（笑）を組むように立って話をしていました。
何を話しているのかは聞きたくもないので、イヤホンを着けて、麗しのラフマニノフ様の演奏を聴いていたのですが、時折はしゃぐような大きな笑い声で、ピアノの音が遮られるのです。話し声もそもそも大きいし。まあ、所謂「談笑」というヤツでしょうか。
うっさいなぁ、と思いつつ。
ふと時計を見るとかれこれ３０分以上立ち話をしているのです。
…せめて座ればいいのに。椅子はいっぱいあるのだから。まあ、余計なお世話でしょうが。それにしても、面談時間までずっとあのテンションと大声で話し続けるのかな、よくあんなに話し続けられるなぁ。と、半ば呆れつつ彼女たちを目の端で眺めていたのです。面談時間までは長いでしょうし、それも時間の過ごし方の１つですよね。
そう言えば。ママ友って、気が合って友達になる訳では無いことが多いですよね。どちらかというと子どもの友情先行型なのでは？子どものママが、たまたま気の合う者同士という可能性も無いことはないでしょうが、それは極めて稀なのでは。それなのにすごい盛り上がり様。よっぽど楽しい…の、かなぁ…
ちょっと私には理解が難しい関係です。
さておき。
彼女たち、かれこれ１時間ほど話をしており、間もなく面談開始の時間…となった頃。「じゃあ、帰りしょうか」と、控室を出て行ったのです。
…あれ？
…今日面談しないの？
ちょっと呆気に取られてしまいました。
面談待ちでないヒトたちのお陰で、控室は約1時間の爆音で満たされていた訳です。控室でどんな過ごし方をしても、自由ですが、…うーん、何だろう。何となくモヤっとしたものが残りました。
そんな時間を費やせるほど、ママ友付き合いって…楽しいんですか…ね。
良く分かりません。
[六女ゆき 気の強い内弁慶。私と同じです（苦笑）]
