猫と犬とピアノと、たまに本。

猫娘達と犬娘、そして音楽と本に囲まれて生活しています。

緊張しない方法…

10年来面倒を見てくださっているピアノのお師匠曰く

慣れ、ですね。」

 

ソルフェージュの先生曰く

諦め、ですね」

 

慣れと諦め。

どちらも私は持ち合わせていないものです。

特に、諦めは。

諦めたつもりでも、無意識下では諦めていないのです。本番の直前いや、最中であったとしても、諦めてはいない。少しでも上手く聴こえて欲しい。1ミリでも。「欲」と言い換えても良いかもしれません。

この「欲」という諦めの悪さ。努力が伴わないと手酷いしっぺ返しを喰らいます。自分はロクに努力をしなくとも、それなりの成果を得られる…という妄想の下、戦場に赴く。見事な戦死…ではなく、単なる犬死にですね。犬には申し訳ない言葉ではありますが。

犬死にしないためには、弛まない訓練しかありません。頭の中が真っ白になっても、無意識のうちに身体が機械的に動くようになるまで。それが本当にしんどいし、辛いのですけれどね・・・

 

実力以上に弾けることはありません。それを肝に銘じないと。

 

毎日、通勤の行き帰りにプロの演奏をイヤホン越しに聴いています。プロは、私からすると、どのヒトも完璧。音楽性の方向性はヒトそれぞれ様々であり好みはありますが、それぞれの異なる方向性の中では完璧。プロは、その境地に至るまでに、私の何千万倍の鍛錬を積んでいるのです。それでも、もしかしたら、ご本人からしたら、「これ以上の完璧は無理」とは思っていないかもしれませんね。もっと先、もっと上がある、と思っているかもしれません。だから、更なる上を目指して鍛錬を続けられるのかもしれません。

 

先日大失敗した、ショパンエチュード、通称「蝶々」。

強欲な私にはやっぱり「諦め」ることは無理なので、「慣れ」の方で、頑張って行こうと思っています。まずは、近くの駅ピアノから。

 

次は絶対、消化不良では終わらせない。

・・・やっぱり、欲深い、と思います(苦笑)

[四女むぎ モフられて気持ち良さそうです。私も、舞台で快感を感じられるようになりたいです・・・]

 

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