街を歩いていたら、遠目から、とある店の前の、茶色を基調とした壁一面の看板が目につきました。茶色を基調とするだけでなく、茶色の液面から、塊を掬い出しているような写真・・・そして、
「お通じが凄い」
と。
随分大胆なフレーズ、大胆な看板だなぁ、とびっくりしました。
お通じ？便通のこと？
お店は、薬局でもなさそうです。薬局というと、ドラッグストアのような広い店舗か、小さくとも中を見ることのできるガラス張りの店舗・・・というイメージです。が、看板のある店舗は、白壁の・・・昔の蔵を小さくしたような構えです。遠目では店舗内は見ることはできません。
これは、「知る人ぞ知る」的な、漢方薬の店舗なのか・・・？便秘で苦しむ人とか、結構多いからなぁ。
勝手に想像力を膨らませつつ、店に近づくと。
「お通じ」ではなく、「お通し」でした。
そして、蔵のような構えの店は、居酒屋で、茶色を基調とした看板は、「ビーフシチュー」であり、液面から掬い出された塊は、煮込まれて角が丸目になった牛肉でした。どうやら、お通しに「すごいビーフシチュー」を出してくれる居酒屋さんのようでした。
そうだよなぁ。人間の背よりも大きな看板に、子どもの好きそうな「あの物体」を、デカデカと看板に描いたりは・・・しないよなぁ。宣伝的には結構・・・いや、かなり強烈なインパクトはあるでしょうけれど、ね。
ホッとすると同時に、自分の勘違いに何だか笑えてきました。
そうだよな〜。そんな露骨な「あの物体」を看板に載せるなんて・・・良識あるいい大人がする訳ないよなぁ・・・。
誤解が解けたからとはいえ、ビーフシチューを食べたくはなりませんでしたよ。
大好きなメニューのうちの１つではありますけれどね（苦笑）
[五女そら と 四女むぎ 「品性お下劣ね」と言われているようです・・・]
空耳アワーならぬ空目アワーでしょうか（苦笑）
↑これに、野菜が入っていないような茶色一面の写真でした。そして、皿の輪郭は、看板には載っていませんでした。下半分は、全部シチューの茶色でした（苦笑）美味しそうなんですけれどねえ。何で勘違いしてしまったのでしょうか・・・。
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