また、『泥縄』な目標を掲げてしまいましたね(苦笑)
ご安心ください。「バッインベンション(三声)」のうち、1曲、第1番だけです。
そして。
無謀な挑戦であることは、自分でも分かっています。
この曲は、かつてお師匠に及第点をいただいたことのある曲で…とはいえ、ひょっとして、6〜7年位?前のことなので、もう指は覚えていません。弾いてみたら、メタメタでした。
メロディのところ、内声のところ、など、辿るべきラインを忘れてしまっていますね。しかも、指遣いが(汗)意識して譜読みをしないと、おかしな指で弾いてしまいます。そして、そのおかしな指遣いだと、やはり辿るべきライン通りの旋律が出ないのです。
ところで何故、私が「◯◯チャレンジ!」のような、TV番組の不可能に挑戦するコーナーのようなことをやっているか、というと。
私の居住地付近で鍵盤楽器のスクールを開催するという話を聞いたので、そのスクールの選抜試験の申込みをしたのです。FAXでも申込可能ということで、我が家の複合プリンタから送信しました。が、FAX番号を押した後に、機械に申込用紙をセットしたところ、申込用紙を吸い込んで、読み込んだようにも見えるのですが、その後ウンともスンとも言わないのです。
実は、自宅からFAX送信したのが初めての経験なもので、どういう状態が送信された状態なのかが分からない。
「送れたのかな?」
シュフに聞いても当然分かる訳が無く、
「先方に電話して届いたかどうか、聞いてみればいいじゃん。」と言われたのですが、送ったのが、日曜日の夕飯時。恐らく先方は業務終了している、と勝手に決めつけて、連絡しませんでした。送れたら送れたで受検すればいいし、届いてなければ諦めよう、と。要は、怖気付いたのです。
これが、今年に入ってすぐ…1月頃でしょうか。
その後、申し込めたんだかなんだか分からない試験のための練習に身が入る訳もなく。そのうち、先日参加した発表会の練習に煮詰まって、選抜試験のことは、忘却の彼方に追いやられたのです。
そして。
発表会が大過無く終了した、翌週のある日。
そう言えば…
思い出した丁度その日が、選抜試験の申込最終日。
発表会も終わり、気持ちも軽くなったせいか、(申込書が届いているかだけでも確認しようか。)という気になりました。必着なので、もし届いていなければ、諦める…?もしくは、自宅から車で15分程度の場所なので、仕事が終わってから届けに行く?でも、練習をしていないからなぁ。
と、思いつつ昼休み、事務局に電話すると、「あ、届いていますよ。」とあっさり言われてしまいました。
元々自分の中で腑に落ちないと動き出せない私。状況を飲み込むのに数日かかりました。しかし、手をこまねいても状況は悪くなるばかり。とりあえず、バッハインベンションの楽譜を開きました。
どれを弾く?
…と、曲選びにも2〜3日費やしました。
この試験の直後の日程に、実は、ピアノ演奏グレードを受験することになっています。(グレードの日程の方が先に決まっていました。)グレードで選曲する自由曲3曲のうち2曲は、先日の発表会でも使用した2曲で行こうと決めていました。そして、残り1曲はベートーヴェンのピアノソナタ13番の2楽章を、と思いつつ、譜読みプラスアルファくらいの練習しかしていませんでした。
なので、これからの期間でベートーヴェンとバッハと両方共を仕上げるのは時間的に難しい、と考えました。3曲目を今回の選抜試験に使う曲に差し替えるしか途は無いかな、と。で、できれば三声よりも二声…と、思っていました。二声の方がまだ易しいので。
お師匠に相談したところ。
はじめは呆れ顔で。多分、(また、無茶なことをやっているわ。)と思われたのだと思います。
ただ、お師匠はとてもポジティブな方で、
「挑戦は絶対に無駄にはなりませんから、頑張りましょう!」
とかなり前向きに捉えてくださいました。
しかし、二声の曲から選ぶということには難色を示されました。グレードの自由曲にするには易しすぎるのでは、と。グレードの要項に記載のある選曲例には、「フランス組曲」(バッハ)が提示されていたので…。この曲は三声を合格した後に練習するような難易度の曲なので、自由曲とはいえ、バッハインベンションの曲を選択することは、試験官から眉を顰められるかも知れません。
が、贅沢は言っていられません。
・・・ということで、現在の状況に至っているわけです。
ところで、この状況に至ったのが、先月の終わり頃。
なので、リミットは、あと約1週間。7日程度ですね(苦笑)
相変わらず、バカなことをやっているなぁ。
と、笑ってやってください。
ちなみに。
グレードの方も、演奏はともかく、ソルフェージュの方は不安しかありません・・・(汗)
[六女ゆき この甘えた態度(笑)猫娘の特権ですね〜]
↓我が家の「クールビューティ」ゆめの動画です。シュフ特製です。