思いっきり涙を流したい時に、読みます
何回読んでも号泣します。
主人公・公生くんは、天才ピアニスト(の卵?)なのですが、いきなり天から降ってきたような「天才」として描かれているのではなく、ちゃんと努力して苦労して苦悩して実力をつけている、というのが良いです。現実に即していますよね。そして、主人公の母の心配も手に取るように判ります。自分が亡き後の息子への心配。手に職を付けさせたい、という思いも痛いほど理解できます。
私の親は、公生くんのお母さんの10分の1ほども私の人生を考えてくれくれたのかな・・・と思うと、もやっと感はありますが・・・さておき。
ヒロイン・かをりちゃんも可愛い・・・だけじゃなく繊細だけど「強い」ヒトだな、と感じました。ライバルの子達もカッコ可愛い子達ばかりだし。
ネタバレの心配があるので、詳細な感想は避けますが(ストーリーに触れずに感想を述べる自信がありません(苦笑))、何度読んでも号泣します。大人の私がボロボロ泣けます。絶対、自宅の、それも独りで個室に籠っている状態でないと「変なヒト」認定されます。
ピアノの練習をしていて、何だか行き詰まった感が出てくる時にも、この本を読みます。
号泣した後に、「私ももっと頑張ろう!『ピアニストはピアノで語らないと』」という気になります。(ピアノを弾くヒトはみんな『ピアニスト』を名乗って良いらしいので・・・僭越ながら、たまには名乗らせてもらおうと思います(苦笑))
稀に見る名作・・・と私は思っています。
できれば、続編も見たいと思うのですが・・・公生くんのその後、とか、周りのキャラたちの成長ぶりとか・・・でも、あの世界観が壊れてしまうのかな。でも、見てみたいなぁ・・・
因みに。
アニメも映画も良いですが、やはり、原作が1番作品の持ち味が出ていると思っています。
[四女むぎ 元祖ギャングのおねだり目線、いただきました(笑)]
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