猫と犬とピアノと、たまに本。

猫娘達と犬娘、そして音楽と本に囲まれて生活しています。

壁は高し。

グレード(ヤマハピアノ演奏グレード5級)受検が終わりました。
まだまだだなぁ、というのが今の実感です。

以前ブログに書いた、本番前のお作法(除 ホッカイロであっためる方法)で、以前よりは舞い上がらずに弾くことができたのですが…

catsinwonderland.hatenablog.com

 

試験後の試験官の講評にて。

「変奏」は、「コードを探りながら弾いている」、そして、「第一変奏と第二変奏のコンセプトが明確でない」と言われてしまいました。「約2小節のメロディに続いて作曲をする」という課題は、「自分がイメージしているメロディと書かれているメロディが違っても、書いてある方に合わせないと」と言われてしまいました。そんなつもりはなかったのですが…

初見演奏は、「音符は正しく弾けていても、曲想が表わせていない」「指示通りの速さで弾けていない」、と指摘されました。

課題曲は、「作曲者はもっと速く弾いていた」そして、「楽譜に書かれているのだから、アッチェランド(どんどん終わりまで速くするという意)はもっともっとやってていいんだよ」、とも言われました。

自由曲はバッハシンフォニア第1番でした。何故お付き合いの長いショパンエチュード「蝶々」やラヴェルソナチネ第2楽章ではなく、先日大慌てで仕上げたバッハ?何か、意図があるのでしょうか…
バッハは、音量の差ではなく、重層感をもっと感じて弾けるといいね、と言われました。
そして、課題曲、自由曲共に、1小節目からとちりました💦
「暗譜するくらいの方がいいよ」…とも言われてしまいました。私からしたら「無理ゲー」レベルなのですが…


本番に本当に弱くて、情けなくなります。

 

そして、そもそも論として、「ピアノを弾く時の位置が近い」と言われました。もう少し離れた方が腕が自由になって良いよとも言われました。

 

今回の試験官の方は、親切な方々で、とても優しく丁寧にコメントをいただきましたが、この方たちをもってしても、これだけのダメ出し。
本当に、まだまだ修行が足りないなぁ、と思います。

 

やってもやっても奥が深い…どころか、表面でバタバタしているだけで、垂直に掘り下げられていない気がします。掘り下げないと、音楽の井戸の水は湧いて来ないでしょうに、ねえ。

仕方がないので、今日はヤケ酒!

明日から、気持ちを入れ替えて頑張ります。

今度は、曲の演奏だけでなく、コードも操れるようにならねば!嫌いなソルフェージュ、身を入れてやらんとなぁ…ハノンも、かぁ。はぁ(嘆息)

[五女そら(上)と、六女ゆき「目指すなら、高み、よね♪」・・・高望みし過ぎると、手痛いしっぺ返しを喰らいそうです・・・(嘆息)]

 

↓応援してくださると嬉しいです。内気なちょこが、珍しく弾丸娘・末っ子ゆきに対峙しています。必見(笑)


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